クリニックを選ぶ時に、何科を受診すればいいのか悩んだことはありませんか?総合病院は各科に分けられているのに、クリニックの標榜科はどこも似たり寄ったりです。しかしながら実際には、標榜科=そのクリニックの得意な科、ではないことがしばしばあります。適切な科を受診するにはクリニックの得意としている分野を知る必要があります。何回かに分けて、このあたりのことをお話していきたいと思います。

 日本全国に約10万の診療所(クリニック)があり、そのうち約60%が診療科目に内科を標榜しています。ところが、このうち全ての医師が内科の専門というわけではありません。たとえば、内科以外(一般外科、皮膚科、泌尿器科など)の先生が開業する際、自分の専門だけでは十分な集患が難しいため、内科を専門科目として掲げることがあるのです。日本では、医師免許さえ持っていれば麻酔科以外の診療科は何でも標榜して良いことになっているため、このような事態が生じています。

 これは、クリニック側にとってはありがたいことですが、患者さん側にとっては分かりにくいシステムではないでしょうか。なぜなら、内科を受診したいと思ってもクリニックの表記だけでは内科医には会えない可能性があるからです。もっと言えば、内科の看板を掲げていても内科専門医ではない医師の診療を受けることは、時に患者さんに不利益を与えかねません。では、どうすれば「本物の内科医」を見つけることができるのでしょうか?次回に続きます。

 

かめいクリニック院長

 

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かめいクリニックは阪急宝塚線服部天神駅徒歩3分の場所にあるクリニックです。

内科・リウマチ科の専門医による総合診療を行なっておりますので、お困りの症状がある方はお気軽にご相談ください。

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